つらら

2018/02/01 - 藤井工務店のシゴト

「つらら」って冬の風物詩の感じがして嫌いではありません。

ですが高性能住宅には大きな「つらら」はできにくくなります。

その理由は「つらら」は融けた雪が軒先で少しづつ再凍結してできるのですが、高性能住宅では屋根の上の雪が融けにくいからです。

ですが室内の熱が屋根面に伝わらなくても日中の日差しで屋根の雪が融て高性能住宅でも「つらら」はできます、でも巨大つららにはなりません。

室内の熱が屋根の雪を融かすと単に巨大「つらら」ができるだけではなく、それが軒先でダムの役割を果たし雪の下で水たまりができてスガモリ(雨漏り)の原因にもなります。そこで断熱を強化するだけでなく屋根の表面と断熱層の間には必ず外気を通す通気層を設ける必要があります。

たとえ断熱が厚くても屋根面にはちゃんと外気が通る通気層を作ることが重要です。

 

 

 

 

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