付加断熱が完了しタイベックシート（透湿防水シート）を張ってグラスウール断熱材と防火石膏ボードが濡れないようになって完了です。窓サッシも取り付けができて外観が大体できてきました。

窓（サッシ）の搬入です。当社ではすべての窓がﾄﾘﾌﾟﾙｶﾞﾗｽ（３重ｶﾞﾗｽ）サッシなので重量も結構あります。３重ｶﾞﾗｽにすることで断熱性能が上がるのはいいことですが冬の暖かい日差しを室内に取り込にくくなるようでは困ります、そこで南側と東側のサッシは３枚のｶﾞﾗｽのうち１枚だけをＬＯ－Ｅコーティングしたｶﾞﾗｽにし北側と西側は２枚ＬＯ－Ｅコーティングｶﾞﾗｽとすることで日射取得と熱損失をちょうど良いところでバランスさせています。*ＬＯ－Ｅコーティング（熱を反射させるコーティングで室内からの熱を外に逃がさない性質と共に屋外からの熱も室内に入り込みにくくしてしまいます）

付加断熱下地ができたので外壁１面ごとにグラスールを詰めてから防火用石膏ボードを張っています、この後すぐに透湿防水シートで包んで１面ごと完成させます。*外壁に唐松の板を張る場合近隣からの火災の延焼を防ぐ目的で外壁材の下地で防火性能を確保する必要があります。

屋根の上に出る煙突は雪に押されないように四角い箱でガッチリト固定して箱の中に煙突を通してから出します。その箱を板金で防水加工しています。

付加断熱下地が進んでいます。２ＢＹ４材を４５５ｍｍ間隔で打ち付けて断熱材を入れる箱にして外壁材の下地の役割にもなります。