無垢材だけで作る家具は狂いやねじれに対しての配慮が大切です。
木の動きにあわせたり、負けないようにねじ伏せたり、だましだまし木材とやり取りして組み立てます。

無垢材ばかりではなく、ツキイタといって本物のタモ材を薄く削ったものを合板に貼った材料も使います。
その場合木口にタモのテープを貼ります、丁寧に貼り付けて角を削って仕上げることで完成度の高いものになります。

昨日設置してもらった木製シャッターの内側からみたところです、美しいです。
子供部屋のロフト部分に掛ける梯子造りです、梯子といってもしっかり足掛かるように、丈夫に、美しく仕上げます。

車庫内部の塗装仕上げも済ませてシャッターの取付作業をしてもらっています。
木製シャッターなので感じもいいし、オーバースライダー方式といって巻き取りではなくて天井面にそのままスライドしていくので動きも軽やか気持ちがいいはずです。

造りつけの家具造りもずいぶん進んでいます、これほどたくさんの引き出しを造ったのは初めてですが、その分たくさんの収納力を外から家具を持ち込まずに確保できるので効率的なのかも知れません。収納の専用スペースもあまり必要としないので広いリビング空間を保てることにもなります。