建具（たてぐ）も手作りです。扉は厚手のランバー合板の上下にパイン材を付けて２ｍ弱の高さにして、引き戸ならば上から吊る金具を埋め込みます。ランバー合板の表面にはシナの木が貼ってありとても木目がきれいなのでサンドペーパーで磨いて天然オイル塗装で仕上げます。

[#IMAGE|f0036736_194139100.jpg|200701/29/36/|mid|240|320
壁、天井共にエマルジョンペイント（水性塗料）を塗ります。角の部分はあらかじめ刷毛などで塗っておいてからローラーに長い柄を付けて天井も壁も塗って行きます。

ボイラーといっても電気温水器なのですが、めったに開けることはないと思いますが、メンテナンス用にスライド蝶番を使って観音開きの戸をつけました。

キッチンの流し台の反対側の収納棚です。冷蔵庫と手持ちの食器棚の間にちょうど合うよう造りり付けます。引き出しも、専用の金物を使ってスムーズに開閉できるようにしました。

パテを電動サンダーに集塵機をつないで削りますが、ある程度凹凸を残しておきます。せっかくの手仕事の塗り壁の雰囲気を残したいからです、ピカピカで無機質な仕上がりよりも、ちょっと泥臭い手仕事の仕上がりにしたのです。