和室部分、大黒柱に付ける建具は和式の鴨居に溝を掘って釣り戸のレールを仕込ませます。単に建具が動けば良いというよりも木の美しさを味わうようなしつらえにしたいものです。
そのために、無節の無垢材を贅沢に使います、魚で言えば本マグロの大トロみたいなものです。

室内建具は基本的に上吊り方式の引き戸です、細かな調整も簡単ですしなんといってもスムーズに動いて床には何の段差も出来ないのがいいところです。

窓周りなどの細かなところもパテ埋めと、角の補強をしています。
なんと言っても下地処理も大事な仕事です。

珪藻土を塗る前の下処理です、2階の天井から始めました。
継ぎ目やビス頭、角など場所に応じて適切に処理して初めて継ぎ目を感じ無い綺麗な塗り壁になります。

収納家具の造り付けはお手のものです、ご希望に合わせたサイズや引き出しをスペースにピッタリ合わせて現場でオーダー製作です。