上框加工

2015/12/03 - グリーンヴィレジの家2


室内造作部材は基本的に現場で加工をします。
玄関の上框(アガリカマチ)材は銘木を使う場合もあり今回はフォールナット材です、その色目と質感が素晴らしい銘木です。

テラコッタタイル

2015/12/02 - グリーンヴィレジの家2


水回りの床にはテラコッタタイルを貼ります、割り振りを考えて墨出しをして接着剤で貼ります。
床なので滑りやすい釉薬がかかったタイルではなく高温で素焼きしたテラコッタタイルを使います、足触りも良く自然な風合いが楽しめます。

玄関ポーチモルタル仕上げ

2015/12/01 - グリーンヴィレジの家2


壁のモルタル仕上げは完了しました、基礎の仕上げ塗りの一部と玄関ポーチのモルタル仕上げです。
防凍剤を混ぜたモルタルをシートで囲って養生してのサギョウです、これでこの季節のモルタル仕事は完了しました、なんとか厳寒の前に終えることができてほっとしています。

壁モルタル仕上げ2

2015/11/30 - グリーンヴィレジの家2


壁の仕上げはモルタルを塗ったあとすぐに砂っぽいモルタルをササラで履きつける昔ながらの仕上げです。
モルタルに黄色い色粉を混ぜて独特の色合いに調合しています。写真では濃く写っていますが乾くともう少し薄い色合いになります。

モルタル外壁仕上げ(防凍剤)

2015/11/28 - グリーンヴィレジの家2



外壁モルタルの仕上げ塗りです。
氷点下になるこんな寒い時期に大丈夫なのか?と思いうかもしれませんがいろいろな手を打っているので大丈夫なんです。
・まずはモルタルを練る水はお湯を使い砂やセメントを混ぜても15度程度になるようにします。
・施工時の気温に応じて濃度を調整した防凍結剤を混ぜて凍結しないようにします、この防凍剤は鉄筋を錆びさせるような塩、そしてコンクリートを中和させて長期短期の強度を損なうアルカリ性を排したもので長年の施工実績のあるものです。
・施工後はシートで覆い冷気を防ぎます
・加温養生はしません、防凍結剤を混ぜたモルタルは低温で強度を持った硬化をするように調整しているので加温して急激な温度上昇をさせると強度低下やひび割れの原因になるからです。
年間の半分が氷点下になるこの北海道では先人から知恵の蓄積で今まで不可能だった冬季のコンクリート施工もある程度可能になってきました。だからと言って無理はしません、自然を謙虚に受け入れる姿勢も忘れません。