富山出張

2010/01/31 - 藤井工務店のシゴト


富山在住の友人が去年新築の家を建てたのですが、残念なことに集中換気装置からの出火で家が全焼してしまい、その原因の聞き取りと、再建計画のアドバイスのために富山に出かけました。
ユニットバスの天井に設置したことによる湿気の影響か、断熱材で囲って過熱したのか、機器事自体の欠陥か、電気配線の不備か、結局はわからないようでした。それでもこのような事故が実際にあるということを肝に銘じて普段の施工にも細心に注意を怠ら無いことの大切さを身にしみて感じました。
再建計画は順調に進んでいるようで住宅エコポイントをうまく取り入れてサッシの性能を上げるか、給湯器をヒートポンプ方式の高能率形にすることを薦めました。
 五箇山とい世界遺産にも登録されている合掌造りの集落を囲炉裏を計画しているお客様がいることからその辺を中心に見てきました。
どうやら家自体合理的なパッシブ換気装置になっているようです、煙でいぶすことによる木材の不朽防止も狙っているようですがそれは煙たいので今の家では不要ですが機械に頼らない換気の原点があり、その辺は取り入れて生きたいとおもいました、奇しくもまったく別の2方向からパッシブ換気に対して興味が沸いてきた富山での見聞でした。

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