太陽熱利用

2013/01/05 - エネルギー


晴れた日はカーテンを開けて室内を暖めましょう。
 太陽エネルギーを利用するには何も太陽光発電パネルを設置するだけではありません。
一番簡単なことは冬の晴れた日には室内に暖かな陽の光を入れて部屋を暖めるだけでパッシブな太陽光エネルギーを利用したことになります、外出する時もカーテンを閉めずに室内を暖めておけば夕方以降も部屋に蓄熱された熱を利用できます。
 そのために南側の窓は大くして温かさを十分に取り入れられるガラスを選択し、夜にはきちんと断熱されたブラインドを下すことなどの工夫をするとより効果的です。
 太陽光発電は未利用のエネルギーを活用するという意味でとても意味のある素晴らしいものだと思いますが実は太陽熱給湯で直接熱として利用するほうが効率が良いことがわかってきました、私もまだ利用できずにいますがチャレンジして見たいと思っています。10数年前にはある程度普及し始めていた太陽熱給湯機が姿を消したことは残念ですが今でもいくつかの機器があります、ただ費用対効果というお金の計算をするとなかなか難しい面もあります。
 お金の計算では太陽光発電が効果的です、国の政策として太陽光発電からの買い取り価格が高く設定されている為ですが普及の促進という意味ではいいことだと思いますし、我々は今までエネルギーの消費者でしかなかったのが生産者になりえるという変化は大きいと思います。
 貴重なエネルギーである電気は自分で作り出した分で自給し、暖房や給湯などの熱エネルギーは今時点ではガスなどの化石燃料と薪やペレットを熱源として太陽熱などのパッシブなエネルギーを併用して賄うことが我々の選択すべき姿だと思います。
 
 

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