関東住宅研修3日め

2013/05/11 - 藤井工務店のシゴト


関東住宅研修最終日の今日は東京の小金井市にある江戸東京たてもの園をじっくりと見学しました。
江戸から昭和にかけての農家や貴族、商店など30軒以上もの実際の貴重な建物を移築した大きな公園の中にある博物館のような施設です。
どの家もとても興味深く大工さん達も細部までじっくりと見て回りそれぞれの時代や立場の人たちの生活やそれを作った当時の大工の仕事を想像しました。
アンテックではなく当時の最先端の贅を尽くした住宅はジブリアニメにでてきそうなものでしたし、商店や銭湯、も当時のままでとても懐かしい気持ちにもなるし今とは違う当時の建築の丁寧さやそれに携わった人たちの真剣さがつたわてきます。
今回の視察で私たちは、現代の住宅建築の主流であるプレハブ的な生産ではなくやっぱり手間暇をかけた家がこれからも必要とされるし、それを今以上に磨きをかけて仕事をしていくことが間違いではないと自信をもちました。

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