熱交換換気報告1

2013/11/27 - エネルギー


自宅にカナダのライフブレス社製熱交換換気装置を取り付けてその性能や使用感を実験しています。
その1回目のご報告です。
・本体とダクトが大きいので納戸の収納容量が大幅に減りました、これは設計段階から良く計画する必要がありそうです。
・音は気になるようなことは今のところありません、厳冬期には霜取り運転の際に音が大きくなることがあるそうなのですが、室内空気の熱を使って霜取りをする為効率は良いことが期待できます。
・熱交換効率は85%とのこと、実際に外気温0度室内温度20度の時に吸気温度が17度だったので今のところカタログ性能通りのようです。
・顕熱交換式(温度のみ熱交換し、湿度は交換しない方式)の為、室内湿度はきちんと排出され窓の結露も今のところありません、室内湿度も50%程です。実はこの湿度を持ち込まないところが外国製品のメリットであると考えています。冬場換気をする目的は湿度調整の為に他ならないので、国産熱交換換気装置の湿度を室内に返してくる方式では窓結露が問題になるのです。
・まだ外気温が0度~-5℃程度なので本領発揮ではないのでこれからの厳冬期にどのようになるかが本当の実験です、外気温ー20度以下になる環境で性能を確保できる製品が国産にもヨーロッパ製にもなくカナダ製という選択をしたわけですがどうなるか楽しみです。

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