気密測定

2015/07/14 - 2015砂川の家


気密測定、役所の完了検査、北海道電力の検査を受けてすべての工程が完了しました。
全棟気密測定をしていますが今回は0.2C㎡/㎡でした、これは高気密住宅基準の 1/10の隙間しかなく超高気密とでもいえるレベルです。
ではなぜ高気密が必要か?もちろん隙間風が入り込んで寒さを感じるようではいけませんが、そのようなレベルではなく熱交換換気装置の性能がしっかりと発揮する必要があるからです。もし気密の値が1C㎡/㎡(これも高気密住宅)だったとしたら冬場、室内と屋外の温度差が大きい時に自然に(勝手に)換気装置の換気量と同程度の外気が入りこんでしまい熱交換効率は半分以下になってしまいます、少なくても0.5C㎡/㎡以下が望ましいのです。
高性能の家は断熱を厚くすれば良いだけでなく、しっかりとした気密性能と計画的な換気も兼ね備えている必要があります。

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