薪ストーブの煙突掃除の仕方解説(室内から)

2017/09/25 - 藤井工務店のシゴト

薪ストーブの煙突は年に1回は掃除をお願いします、1年や2年で詰まることはまずないのですが煙突内部の煤が多くなるとそれに火が付き煙突内部の火災が起きる危険があるからです。

煙突掃除を業者さんに依頼すると2~3万円の費用が掛かりますが室内から簡単に掃除する方法があるのでお伝えします。

まずは道具ですが、モンベルで発売している室内用煙突掃除袋とブラシそして煙突の長さに応じて必要な本数のユニバーサルロッドがあれば円筒掃除が室内からできます。

https://www.firesidestove.com/products/accessories/accessories_cat/chimneysweeping

作業手順は

1、薪ストーブ本体から煙突を上方向にスライドさせて薪ストーブ本体を煙突の位置からずらします、床がタイル等であれば引きずるようすれば傷もつかず一人で簡単にずらせます。

2 室内用煙突掃除袋にブラシとユニバーサルロッド1本を繋いで中を通して煙突に差し込みます。

3、次に煙突掃除袋のベルトを締めて煙突にしっかりと固定してからユニバーサルロッドを1本づつ継ぎ足しながらブラシを下から上に移動させます、途中できつくて動かないようであれば一旦一番下まで降ろしてから再度上に突き上げていきます。

4 こうして煙突の頂上のキャップまでブラシが届けばそれ以上突き上げられないのでユニバーサルロッドを1本づつ外しながらブラシを降ろし袋にたまった煤が飛散しなように慎重に煙突から袋を外します。

薪ストーブ本体の煙突接続口も掃除機などを使って掃除しておきましょう。

5 焚き方や薪にもよりますが数キロもの煤が取れることもあります、煤は燃えないゴミに出すことができます。

*燃えるゴミではありません

6 ユニバーサルロッドを塗れ雑巾を拭いて仕舞いましょう。

7 もし屋根に上ることができるのであれば煙突キャップ部分が詰まっていないかの点検もした方が良いです、詰まっていたら細い棒などで突っついて煤を取っておきましょう。

以上で煙突掃除完了です。

誰でもできそうでしょう。

 

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