床断熱の下地

2021/12/27 - 2022末広の家

210mm厚の高性能グラスウールを床の真下に入れる為の下地です、このために大引き材を210mm厚にして大引き間に防水透湿シートを張ってグラスウールを受ける下地を作ります。

以前は床下全体を断熱空間と考える基礎断熱工法でしたが2年ほど前から床断熱工法に切り替えました。

床断熱工法は床下を屋外空間ととらえるので断熱空間の気積を減らし暖房エネルギーを削減することと床を直接断熱するので床の表面温度が基礎断熱工法よりも室温に近くなるメリットがあります。基礎断熱工法は床下暖房装置を設置する場合には有効な工法ですが壁300mm断熱では薪ストーブや寒冷地エアコン1台のみで全室温まることが実証できてきたので個別暖房の床下暖房はしないことにしました。

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