合板について

2011/03/20 - 震災について

この震災の仮設住宅や復興のために建築資材が大量に使われます。
でも一般の住宅建設を止めてしまえば日本の経済活動が停滞し国の税収も減り返って復興の足かせになることも考えられます。現に合板等資材の確保が難しくなってきているものも出てきてどうすれば良いのか悩みました。
今の時点の私の考えは、「合板はできるだけ使わない」これは第一に震災の仮設住宅等施工性を重視する建物のために合板は使ってもらい、我々は手間はかかるけれど代替えの利く木板を使い家を建てることで復興の支援をしていきたいという思いです。
全く合板を使わない事は難しいかもしれませんが、屋根の野地合板を野地板に変える等できるところから協力していきたいと考えています。

骨組み

2011/03/20 - リフォームもします


新しい木製玄関を付けてパン店舗へのアプローチ部分の骨組みを組み上げました。
元々の住宅との高さを揃えるのに苦心しながらも組みあがってきました。

造り付け家具

2011/03/20 - 名寄の家


キッチンの背面収納家具等造り付けの収納家具作りです。
その場所の広さや使い方に応じて様々な形の棚や扉、引き出しなどをひとつづつ作ります。

地元の資源

2011/03/18 - 震災について

北海道は世界的にも恵まれた森林資源の宝庫です、しかし道内で使用される7割以上の木材は輸入材という不思議。これは値段の問題や規格の問題ですが、どうして遠く北欧や北米から輸入される木材のほうが安いのかは疑問です、でもひとつ言えることは彼らはかなり効率的に仕事をするそうです。
もちろん我々日本人だって負けていないはずですが制度や商習慣など複雑なシガラミがあってなかなか難しそうです、それでも地元の資源を使わずに遠くの山から木材を運んでくるというのはどう考えても間違っています。今回の震災で物流にも大きな支障をきたしているので輸入木材も入りにくくなるかもしれません、今までもできるだけ地元木材を使うようにしていましたが今後はより積極的に地元木材を使おうと心に決めました。

増築部分土台

2011/03/18 - リフォームもします


今まで木柵があった基礎を利用してパン店舗へのアプローチ玄関を作ります。
何でも壊して新しくするのは簡単ですが使えるモノはできるだけ活かすのもリフォーム現場の腕の見せ所です。