必要なものとは?

2011/03/16 - 震災について

今まで実に沢山の物が絶対必要だと思っていました、でも何もなくなることを想像すると本当に必要なものが見えてくるようなきがします、そんなに必要じゃない物のためにどれほど沢山のエネルギーを人と地球は消費しているのでしょうか。
家族が幸福に暮らせる為に必要なものは、近くで作り出せるものでだいたい揃うはずです。

まずは解体

2011/03/16 - リフォームもします


まずは既存の家の大きなサッシをずらしてパン店の玄関戸を付ける準備です。
モルタルを壊してサッシの周りの木構造を見極めて作戦を練ります。

洗面台造作 建具

2011/03/16 - 名寄の家


洗面台も建具も手作り造作です。
シナランバー合板を様々な形に加工します、シナランバー合板とは松材の芯材の表面にシナの木を1mm程の厚みに削った表面材を貼りつけた白木の合板です。
ウチでは何処か遠くの工場で作る既製品は極力使わずに現場で手作りすることが人にも環境にもいいと信じてこの様な仕事をしています。

時代の転換点

2011/03/15 - 震災について

ここのところの震災と原発の報道を聞きながら今が戦後の復興期からの続いたアメリカ的な大量消費時代からの転換点に当たるのではないかと思うようになりました。
我々の親や祖父母の時代には物を大切に扱い長く手入れして使用していたはずです、それがすっかり工場の多量生産システムに翻弄されて使い捨てが当たり前になってしまい、遠くから沢山のエネルギーをつかって出来た物に囲まれた暮らしになってしまったことで一寸した歯車のズレで何も機能しないということになってしまいました。
経済性だけで豊かさは測れないはずです、もう日本は成熟した先進国としてこれからの生き方、暮らし方に移行する時が来たのだと思います。

階段完成

2011/03/15 - 名寄の家


美しい白木の階段が掛かりました、仕上げにサンダーで柱を磨きこみます。
この後は手すりを付けるですが階段の昇り降りを実際にしてみて決めていきたいと思っています。