移動

2008/05/01 - エネルギー


最近札幌に行く機会が多く、都会での暮らし方を思い出しました。長距離移動は、高速バス、市内は地下鉄、そして歩く、登る、降りるの移動、体にもいいし、もちろんCO2排出も少ない。
しかし、地方での生活は自動車に頼らざるを得ません、数年前から考えていた、ハイブリッド車の導入を決断しました。5年落ちの事故車ではありますが、大きな出費でした、しかし環境負荷を出来るだけ抑える暮らし方を目指している以上必要なことだと覚悟しました。

スウェーデン住宅事情

2008/04/11 - エネルギー


今回のセミナーは環境負荷低減住宅促進となにやら難しそうな話なのですが、用はスェーデンのようなCO2排出の少ない家作りを考えるということです。講師にスウェーデン人や在スェーデン邦人もいていい話が聞けました。

電気は効率?

2008/03/07 - エネルギー


北電主催のヒートポンプ式暖房給湯システムのセミナーにいってきました。
スウェーデンなどではもう一般的になっている、地中熱利用などのヒートポンプシステムをつかえば、今の4倍もの効率で熱を獲得できるので、たとえ石炭を燃やして発電しても天然ガスを直に燃やすよりもCO2の排出を減らすことが出来るとの説明。確かにそのとうり、でもね、クリーンエネルギーの開発はしないで、一般ユーザーに多額の設備投資を要求するその戦略には疑問を持ちます。

20度

2008/01/04 - エネルギー


室温の設定は快適な生活のとって重要な要素です。
26度が快適と思う人もいれば19度が快適と思う人もいます。建築としては、室温を何度に保てるかと言う技術はクリアーしています。暖房エネルギーをどれだけ使うかによって室温は何度にでも出来るのです。
今26度に設定している人は是非今年は25度にチャレンジしてください、来年は24度にそして21度か20度までためしてみてください。
もちろん20度では寒いと感じるときもあります。体の代謝によって同じ温度でも寒いと感じたり熱いと感じるのです。それでも室温は一定であることを感じてもらうために寒暖計を設置してください。目で見て温度を確認して本当に暖房をUPさせるべきか、もう一枚服を着るべきかを確認してほしいのです。自動車のスピードをメーターを確認しながら運転するように。人の感覚は自分の状態によって大きく変わります。それを目で確認して、本当にアクセルを踏むべきかどうかを判断してください。そうすれば20度の室温で快適に暮らせると思うのです。

燃やす3 電気

2008/01/03 - エネルギー


オール電化住宅のようにすべての熱源を電気にすると、各家庭ではは排ガスどころかCO2もまったく出さないので大変クリーンなエネルギーに感じると思います。
しかし、日本での発電は65%が化石燃料を燃やす火力発電(特にCO2排出の多い石炭が中心)次に25%で原子力、水力や地熱、風力などの自然エネルギー由来の発電は10%ほどです。つまり電気を使うことは化石燃料を燃やすことと同じなのです。発電ロスや送電ロスも考えればエネルギー効率は35%ほど。高能率ボイラーならば95%なのでその差は歴然です。電気での暖房や給湯は灯油やガスを各家庭で燃やす何倍ものCO2を排出していることを知って下さい。知っていてオール電化を選択するのとクリーンだと勘違いして選択するのは大きな違いです。
今の日本では風力やソーラー発電を選択するには膨大な費用がかさみ現実的ではありません。しかし近い将来には欧州のようにもっと普及するシステムが出来ることを信じています。
自然エネルギーが中心の電気によるオール電化住宅ならば理想的です。