図面と見比べながら新たな間取りの構造材の手直しが続いています。

今日から大工さん4人態勢です。

傾斜地に建っている家です、地形を上手に生かした基礎の上に建てた家なのでその良さを生かしてリノベーションします。

元々の間取りとは結構違って新しく作るので不要になる構造材は撤去して新たに必要になる部材は交換や新設します。

基礎と構造材はできるだけ再使用しますので、床の重みを支える大引き材は再利用します。ですが今までと違い床はどの部屋もフラットにしますので高い床の部屋の大引きは下げて他の部屋の床と高さを合わせます。

基礎と土台を留めつける為に基礎にアンカーボルトを埋め込んで土台でナットを締めて固定ずるのですが、このお宅の土台にはナットがついていませんでした、今まで強い地震がなかったから良かったようなものの、このままでは基礎から土台（家自体）が外れてしまう恐れがあるので短いアンカーボルトでもナット締めできるように土台を彫り込んでナット締めしました。

何があるかわからないのが改装工事ですがこれには驚きました、安心してこれから50年以上暮らせる家に直していきます。