階段がかかりました。

今回は階段下のスペースを床下に降りる階段室としても使う計画なので、断熱されていない床下と室内との断熱の境界となるような施工も施しています。

床のﾌﾛｰﾘﾝｸﾞ張りですが2階は個室がいくつかあるので各部屋から張り始めて廊下でうまく幅が合うように調整しなが張り進めます。

*明日から16日までお盆のお休みとさせていただきます。

階段の踏板は硬木のタモ材集成材を使います。集成材というのは薄い面材を貼り合わせた合板とは違い、タモ材の無垢材を厚み巾共に３０ｍｍ程の材料を横に張り合わせたもので質的には無垢材に近いものになります。そのﾀﾓ材集成材を必要な大きさに引き割って滑り止めの溝を掘ったりの加工をします。

室内側の窓の下の平らな部分を窓台といいます、当社では最近白樺合板を用いていますが今回のお宅は自営で家具工房を経営されている方なので材料を支給いただいたものを使います。家具材に使うタモ材の無垢板で丁寧に仕上げていただいた材料です。

ﾌﾛｰﾘﾝｸﾞ張りが進んでいます、薪ストーブの部分はﾃﾗｺｯﾀﾀｲﾙを貼るのであけて置きます。

北海道産のナラ材の無垢材は貴重な資源なので特に丁寧な仕事を心がけます。