氷点下２０度のなか大工工事の開始です、基礎上面の氷をかき落とすところから始まります。
現場への道も狭く雪が多いのでいつもより小さいトラックで材料を運んでもらいました。

明日からの大工工事に備えて足場をくみ上げてもらいました、隣接地との距離が狭い所もあり１本足にて立ててもらうなど工夫しての足場掛けです。

一部自分たちで足場をかけるために資材を運ぼうと現場への坂道を登ろうとしても途中で止まってしまいます、どうしても登れません。それもそのはずです、生コン打設の際にポンプ車が凍りつかないようにジェットヒーターで暖めながら作業をしたために路面がつるつるのアイスバーンになっているのです。仕方がないので少し遠いですが手で運びました。

-２０度以下です、夜に給油して朝までヒーターが止まらないように運転し続けていますので夏場のようにきれいに土間コンクリートが固まりました。
ジェットヒーターの吸気口が霜で真っ白です。

大寒のこの時期のコンクリート工事は緊張します、お湯で練った生コンクリートは打設すると大量湯気を出しました、すぐさま氷つことはありませんが出来るだけ早く囲って暖房養生をせねばなりません、左官屋さんも苦心しながらもいつものように丁寧に仕上げてくれています。