外壁のカラマツ板はりがほぼ出来上がってきました。
２枚目の板は角を落としてきれいな仕上がりになるように細かなところも手をかけています。

唐松板はり外壁の2枚目です、1枚目はあえて隙間を大きく開けておき2枚目の板で隙間を隠します。
板の乾燥収縮が起きても大丈夫なように1枚目の１板に２５ｍｍほど被せて2枚目を張ります。

屋外は特にできるだけ耐久年数に限りのあるコーキング防水材に頼らずに工法で防水を完結させていますが、
風が吹き付ける大雨の時のことも考えれば窓回りなどは多少のコーキング防水材も使います。
たとえ壁内部に多少の水が侵入じたとしても通気層で乾くしタイベック防水の中の躯体内には水が入り込まないようにしているように何重にもバリアを設けています。

唐松板は縦張りと横張りがありますが今回は縦です。スマートな印象で縦が最近気に入っています。

外壁材の唐松板は張る前に１度自然防腐材のウッドロングエコを塗布しておき、それをその場所ごとの長さにカットなどして張ってから更にもう一度ウッドロングエコを塗布します。
２回塗布することで効果が高まるとともに、板が乾燥収縮して下面の板が表に出てきても１度は塗ってあるので色のﾑﾗがなくなります。