基礎は２段階に分けて作ります。まずは底のほうのベースを作ります。厚みは１５０ｍｍ幅は４００ｍｍにしてしっかり地盤とパイル杭に支持するようにします。

車庫部分の根掘りはパイルがないのでずいぶんとスムーズに作業が進みました。独立基礎なので柱が立つ部分のみ円柱状の基礎を作るのですが、地下では帯状のベース基礎を設けて加重圧力を分散させて沈み込みを避けます。そのために、根掘りは幅こそ狭いものの、住宅部分同様に連続して掘り進めます。

基礎をすべて覆い囲むテントを設置しました。もう雪の心配はあまりしていないのですが、まだまだ朝方には氷点下の気温になります、コンクリートを加温しなければ硬化しません。これで安心して作業ができます。

何とか予定より２日ほど遅れはしたものの住宅部分の根堀りが終わりました。明日は車庫部分の根掘りと、養生テントの設置を予定しています。

穴を掘った土は埋め戻す分は周辺に積んでおきますが、大量に余ります。それを置いておいては身動きができなくなってしまうので大型ダンプに来てもらい処理しながら掘り進めます。
土は、掘り返すと体積が増えるのです、特に粘土は鰹節を削るように増えます。