屋根断熱2枚目

2019/07/31 - 東川西4号の家

屋根断熱は140mm厚の高性能グラスウールを2重に入れます、1枚目と2枚目の間に電気配線を通すように2枚目を入れます。

 

唐松外壁の下地

2019/07/30 - 東川西4号の家

外壁は全て美瑛産のカラマツ板の縦張りです。

外壁が縦なのでその下地は横になります、外壁を凹凸を付けるような張り方をするので唐松板の厚み分の18mmが通気層になる仕組みです。

軒天(ノキテン)スレート

2019/07/29 - 東川西4号の家

軒先の天井を軒天といいます、野地板を下からそのまま見てもいいのですが、近隣で火災が起きたときにのこの軒天が一番延焼します、そこで防火素材であるスレート板を張って延焼を防ぎます。

外壁には唐松材を使ったりと、一見燃えやすいようですが下地の石膏ボードで構造躯体への延焼を防ぐなど防火に対しても配慮をしながら自然素材の家を設計しています。

残念ながら、火災保険の優遇が受けられる「省令準耐火住宅」ではありません。

 

 

窓の納め方

2019/07/27 - 東川西4号の家

300mm壁断熱の窓の納め方は、窓の重量を支える為と、室内で空気循環がされてガラス面の結露が少ないようにということで壁の中央に納めることを基本としていますが、重量の比較的軽い小さな窓であれば壁の外側に設置することも可能です、その場合は写真のような屋外側の水切りが不要になり、室内の窓台が大きくなりまるで出窓のような形になります。

ですが壁中央に窓を納める方がサッシ枠の熱損失は抑えられます、写真でも窓枠周辺には空色の断熱材を密着させて枠の結露や熱損失を最大限抑える施工をしています。

外観からの見え方は写真の壁中央納めがよさそうですが、コストは少し多く掛かります。

室内からの見え方は壁外側納めの方が窓台が広くて良いですが結露のリスクは高まります。

これからはそれぞれの長所短所を見極めながら壁中央納めと壁外側納めを使い分けていきたいと考えています。

 

 

基礎断熱の隙間

2019/07/26 - 東川西4号の家

基礎断熱材と土台部分の断熱材の間にはわずかな隙間構造上できてしまうのですが、現場発泡式のウレタン断熱材を充填して隙間もなくします。