基礎工事が始まりました。まずは基礎を埋める溝を掘る（根掘り）からです。地盤調査であまり固い地盤ではないとのことだったので心配しましたが、表土の下は火山灰土壌でしたので自沈の心配はありません。

基礎工事に先立って、遣り方という仮設の柵を家の周りに回して、それに測量機器（トランシット）を使い正確に家の寸法を記入しておきます。

我が家の上棟式でもお世話になった美瑛神社の神主さんにおいでいただき、地鎮祭を執り行いました。強風が吹きあれましたが、何も倒れずに無事に式を行えたので、家の建築も無事に進むのだろうと感じました。
ちなみに、実際に神主さんが横笛を吹いてくださるのは自分の知る限りでは美瑛神社の神主さんだけです。

地盤の固さは、回転させながら重みを加えた矢じりのような鉄棒を地面に差し込んで、１０CMごとに何回転で刺さったかで判定しますが、地表近くはどうしても柔らかいことが多いですが、必ずしも杭工事が必要なわけではなさそうです。

古家がなくなり、広い土地のどこに新居を建てるかの最終検討は大雪の山々に伺いながら決めました。