札幌出張

2010/01/28 - 藤井工務店のシゴト


住宅エコポイントの説明会に全道から建築業者があつまり旧厚生年金会館ホールが一杯になりました。内容はこれから精査しなければならないこともありますが30万円分のポイントが新築住宅につきそうです。
午後からはアート21の仲間の施工物件を6軒見て回り、皆それぞれに特徴があり勉強して独特の家を建てていました。自分も新たなチャレンジに挑戦する勇気と知識をもらいました。

茨城

2010/01/04 - 藤井工務店のシゴト


正月に茨城の実家に帰ったのは20年ぶりです、久々にいいお正月を迎えることができました。
今回、帰省したのは具合の悪い父に孫の顔を見せることと、実家のリフォーム工事の出来栄えを確認するのが目的でした。
暗い台所とそれにつながるダイニングリビング、いちばん明るく快適な空間であるべき場所が逆の状態であったので寝室や座敷と位置を変える工事をしました。はじめ父母は訝しがっていましたが実際に出来上がり始めて明るいキッチンやリビングの快適さを実感して喜んでもらうことができました、資金を出し合った我々兄弟もその快適さに驚きました。北海道に比べ格段に冬の日差しが強いのでちょっとした断熱施工と最新のヒートポンプエアコン暖房を導入することで見違えほど暖かな空間になるりました、もう少しきちんと気密断熱をすればむ暖房住宅だって簡単に実現出来そうです、地球環境をよくするには北海道の温熱環境技術をもっと広く世界にアピールするべきだと感じました。
写真は近くの笠間稲荷神社で子供のころよく父が購入していた縁起ものの宝船飾りです、今でも変わらないこともたくさんあってそれはそれで嬉しいものです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
明日は東川の歯医者さんの見学会です。
今回は歯科医院部分のみの公開です。

伝統工法の強度実験

2009/12/22 - 藤井工務店のシゴト


昨日、大工のサトルと2人で札幌での北の民家の会主催勉強会に行った報告です。
これは実際の建物の6分の1ですが細かな細工まで本物と同じに再現した模型を使っての横引っ張りに対する強度実験です。まずは一般的な筋交い工法は約20KGの力で壊れました、もちろん復元のしようがありません。次に伝統的な貫工法です、50KGの力をかけると大きく傾きますが、壊れはしません、そして驚くことは力を緩めると元通りに復元するのです。金物に頼らない木組みでの工法は粘りがあり復元するのです、しかも金物を建築基準法どおりに使用した筋交い工法の2倍以上の強さがあることが実験でわかりました。
今までは漠然と伝統工法もそれなりに強度はあると思っていましたがまさか現代の工法よりも強いとは思っていませんでした、このことを知ったことは大きな喜びです。
しかし、伝統工法は大変な手間と大工の高度技能と多様な天然木が必要なので建築費がとても高価になってしまいます、それでも一部でも取り入れていきたいと思いました。

山の木を切るところから

2009/12/14 - 藤井工務店のシゴト


来年東川町で新築を計画している施主様ご家族とキコリの陣内さんと共に東鷹栖の山に入りました。
生きている木を肌で感じ、60歳の木の命を絶つ前に御祈りをしてから、ご家族皆の手を借りて少しずつ切って倒しました。枝を払いさっきまで山の命であったドド松が木材となった瞬間を感じました。
この木を梁に使って一生それを眺めて暮らす、この瞬間から立ちあった意味は深く重く大切なことです。

HP施工例更新しました

2009/12/05 - 藤井工務店のシゴト

お待たせしていました。神楽丘の家と美馬牛の家(丘の家)の施工例をHPにUPしました。