札幌セミナー 北大植物園

2008/05/29 - 藤井工務店のシゴト


新住協のセミナーが札幌でありました。今回は基礎工事の概念を考え直すことが必要だと感じました。
かなり内容の濃いセミナーだったので疲れましたが昼休みに会場の近くにあった北大植物園に行きました。大都会の中に囲まれた森はなんとも異次元の世界、今度は家族で時間をかけて散策しようと思います。

化粧砂利

2008/05/06 - 藤井工務店のシゴト


写真は、ウチの「おじいさん、おばあさんの家」の基礎周辺を撮ったものです。通常は化粧砂利を敷くのですがあえてそうはせずに花やネギなどを植え込んでいます。湿気のことや泥はねのことから、当たり前のように砂利を敷くばかりではなく、周りの環境とうまく溶け合うように建物が建っている姿はなんとも豊かな気持ちにさせてくれるものです。

新住協のセミナー

2008/04/27 - 藤井工務店のシゴト


新住協主催のセミナーがあり、マイクと照明係を仰せつかり緊張しながら役目を果たしました。
今日のセミナーのメインは200年住宅に対する国からの補助金のことだったようです、その要件のハードルは一般的には高いものなのでしょうが、我々のいままで作っている高性能住宅をもってすれば、割と簡単にクリアーできそうな感じです。

大工学校

2008/03/28 - 藤井工務店のシゴト


室蘭工大の鎌田教授が大工学校を開催して我々大工に実技講習をしてくれました。普段は座学ばっかりで頭で考えるだけなのですが、こうして実際に施工ポイントを実演してもらえるのは大変にためになります。大工にとって、木組みや造作は一生懸命に腕を磨くところなのですが、気密施工のためのシート貼りなどは正直苦手なところなのです。
今日の講習の模様を含めて最新の住宅性能の話題を4月11日にNHKで19時30分から北海道クローズアップで放映されるそうです、是非ご覧になってください。

上川の木

2008/03/21 - 藤井工務店のシゴト


上川町の国有林の伐採現場を見てきました。
植林されたトド松を主体に天然エゾ松も混じっていました。大変な急勾配の山から20mを越す長さの木を切り倒し、ブルドーザーで引っ張って集積場に集め、大型機械で長さを切りそろえ、トラックに積み山から下ろす。という工程でした。
雪の上での作業を想像していたのですが、泥だらけの悲惨な現場でした。例年よりも半月も早く雪が解けてしまったそうです。地盤が凍結していればトラックがぬかることもなければ、泥水を流すこともなく、木材を汚すこともありません、昔から切り出しは冬の仕事なのです。そのサイクルが、温暖化の影響で変わっていかざるをえないようです。
欧州では、きちんとした林道を整備し、管理した伐採サイクルで100年生もの大口径の木材を継続的に生産するシステムが出来ているそうです。日本でもそのようなシステムを早急に作らなければ、危険で高コストな林業のままでは次世代までつなげることが出来ません。
食も木もきちんと地元で循環でるようにすることがこれからの生き方だと強く思いました。