階段組たて

2008/07/23 - 2008東光の家


きっちりと彫りこんで加工した階段を組み立てるのは息の詰まる緊張感があります。組みあがれば丈夫なのですが、組み込む時にはもろいもので気を抜くと思わぬところで板が割れてしまうこともあるのです。

階段加工

2008/07/22 - 2008東光の家


階段は常に人が歩くのでしっかりと木と木を組み込んで作る必要があります。
電動の溝堀り機や手道具の鋸とノミを駆使して計算どおりになるように慎重に彫りこんでいきます。

階段下準備

2008/07/19 - 2008東光の家


階段の材料は30mmの厚さのパイン材です。規格品なので親板に使う60mmの厚さの板は現場で張り合わせて作ります。
階段の細かな設計は現場で原寸の大きさを画きながら考えます。石膏ボードの裏側にはそんな設計図が書いてあることがよくありますよ。

ひかる

2008/07/18 - 2008東光の家


鴨居を付けるときに柱にぴったり納まるようにするには、ちょっとした工夫が要ります。
柱はまっすぐに立っているようですが若干のねじれや反りがあり、単に直角に切った鴨居を入れても隙間ができてしまいます。そこで、仮に鴨居が納まる位置に固定し、柱のねじれを鴨居に写し取ります、このことを我々は「ひかる」と言います。

鴨居(かもい)

2008/07/17 - 2008東光の家


基本的に室内の建具は引き戸にし、上から吊下ろすようにします。従来は鴨居の溝を直接建具が動くので、擦って動きが悪くなることもありましたが、アルミレールの中を戸車のついた吊金具が走るのでスムーズに建具が動き、しかも敷居(しきい)が必要なくなり床が全くのフラットになります。