ペレットストーブを設置する場所は吹き抜けにして2階も効率よく温まるようにします。

オープンスペースは手摺で空気が行きかいますし、個室にも開閉できる室内窓を設けました。

ｷｯﾁﾝ背面にはｶｳﾝﾀｰ収納と窓の上に吊戸棚を設けます、配管のダクトがあるのとあまり高い位置に戸棚があっての使いにくいので窓を塞がないよ高さまで下げて設置します。

扉が開いたときに前の梁に当たらないように若干窓の部分重なります。

脱衣室は階段の下部分もボイラーを設置するスペースとして有効に活用します。

今回は灯油のエコﾌｨｰﾙボイラーを採用しますので暖房用と給湯用に2つのボイラーを据え置きます。

エコﾌｨｰﾙボイラーは排気の熱も利用して温める高効率ボイラーのことで燃費が１０％程良くなります。

*ガスの高効率ボイラーは同様に排熱回収式でエコジョーズといいます。

*電気のﾋｰﾄポンプ給湯器はエコキュートといいます、こちらはエアコンのように空気熱を回収してお湯を作るので従来の電気温水器の半分以下の電気代で済みます。

ｷｯﾁﾝの換気扇（ﾚﾝｼﾞﾌｰﾄﾞ）を取り付ける為の下地を作っています。

梁を呑みこむように囲って天井から吊るすように造作します。

換気装置は熱交換のタイプで、家中の空気をあちこちから吸気の経路と排気の経路を作ります。

配管は空気抵抗を少なくする為に１５０ｍｍ程の太さで更に断熱を施しているので外径は２００ｍｍ程にもなります、その配管を2階にも通すののでこのように配管が行きかいます、勿論石膏ボードで囲って見えないように仕上げます。