屋根の通気層

2019/02/19 - 2019キトウシの家

屋根の上には通気層を設けます。

屋根タルキの厚みで断熱をして、その上に透湿防水シートを張ってから30mm厚の木材を打つけてから野地板を張って屋根を葺きます。

通気層には軒先から外気を取り入れて屋根頂点から排気できるようにします。

この通気層の目的は屋根に積もった雪を融かさないことです、どんなに断熱を厚くしても室内の熱は若干逃げます、そうなると屋根表面に積もった雪が融けて軒先で冷えてツララになりそれが大きくなると軒先にダム状態になり上から融けた水が溜まりスガモリ(雨漏り)となります。そうならないための通気層です。特に無落雪屋根のアスファルトシングル素材を葺く場合にはこの施工が大変重要になります。

 

屋根タルキ

2019/02/18 - 2019キトウシの家

家の構造材が組みあがったので屋根の下地となる屋根タルキをかけています。

雪が載ったままでも屋根が壊れない強度を持った大きな屋根タルキです、その厚みを利用して280mm厚のグラスウール断熱材を仕込ませることもできます。

 

2階と屋根の構造材くみ上げ(上棟)

2019/02/15 - 2019キトウシの家

しっかりと固めた1階の上に2階と屋根をくみ上げて、屋根垂木などの重い資材もクレーンで2階に乗せてました。

破風の加工

2019/02/14 - 2019キトウシの家

屋根の端の部分を破風といいますが、当社では板金で巻き込まずに木材が見える形で作ります。そこで屋根頂点のなる左右からの破風が接合する部分の加工が繊細で難しい加工を要します、単に角度を合わせて切るだけでは木材の乾燥収縮によって接合部分に大きな隙間が空いてしまうので、そうならないような加工を室内で行っています。

 

屋根タルキの加工

2019/02/13 - 2019キトウシの家

金曜日に2階と屋根の建て方をすることにしました、その前に屋根タルキの加工等をしておきます。