玄関の床構造も木材なので防水の幅広ブチルテープを貼りながら床のﾃﾗｺｯﾀﾀｲﾙを貼り進めます。

自転車を玄関に仕舞いたいとのご希望で壁が傷つかないように片面の壁にもﾃﾗｺｯﾀﾀｲﾙを貼りました。通常壁には少し薄手の釉（うわぐすり）を塗ったﾀｲﾙを使うのですが金属の自転車がぶつかると割れてしまいそうなので少し丈夫なﾃﾗｺｯﾀﾀｲﾙにしました。

室内の木部は全て電動サンダーで磨いてからドイツのリボス社天然クリアオイルを塗って仕上げます。

窓や壁の角は石膏ボードのままでは何かぶつかった際に直ぐに凹んでしまうので、和紙に鉄板を張り付けた補強材を張り付けてパテで埋め込んで補強します。

内装仕上げの下処理として石膏ボードの繋ぎ目とビスの頭をパテ埋めして平らに調整します。

この下地調整を怠ると仕上げの塗り壁の表面に石膏ボードの繋ぎ目やビス頭がはっきり凹凸として現れるので重要な工程です。

気密扉を付けた食品庫は今回２畳ほどの広いものです、庫内には棚も配置して冬場に温度センサー付きの換気扇を用いて程良い寒さに保ち、秋に沢山野菜を買い込んで保存することができます。

大工工事が完了しました。