水まわりから薪ストーブの設置まで、藤井工務店の住宅設備のすべてを任されている宮崎通商の宮崎智成さん。一般的には数組の設備職人が入る現場で、1人で手早く仕事をこなす様子を拝見してきました。

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設備は屋根のてっぺんから地中まで
住宅の設備工事というと、水まわり、換気、給湯、暖房機器などの各現場でそれぞれの専門職人が作業をするイメージが一般的ですが、宮崎通商さんは「設備」と名の付くものはすべて手掛けるスペシャリストとして、屋根のてっぺんから地中まで、藤井工務店の家づくりをサポートしています。
設備にはメーカー品がつきものですが、それぞれを熟知している職人はそれほど多くはありません。常に新製品が登場するジャンルでもあるため、何より現場での機転の利き方や職人的な勘が発揮されにくいと思いがちですが、宮崎さんはその職人的仕事ぶりを買われて、藤井工務店の仕事を一手に引き受ける設備の総合職人として活躍しています。

職人との信頼関係によって生まれる確かな家づくり
内装のディテールなどは特に、現場が進むにつれてよりベストな方向に軌道修正が繰り返されるので、現場での対応能力が問われるため毎回頭を捻りながらこなす必要があります。互いに信頼を寄せるつくり手同士だからこその、確かな技術のコラボレイトが生まれています。

設備は屋根のてっぺんから地中まで

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-宮崎さんからのコメント-
藤井工務店との仕事は、見てきた数だけ成長がある。設備を一手に引き受けることで、それまで経験できなかった技術も身につき、部分だけではなく全体を見渡しながら確実な仕事ができるので、つくり手と住み手双方の利点は多いのではないでしょうか。

宮崎通商・宮崎智成さん
宮崎通商・宮崎智成さん

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宮崎通商

キッチンの水栓取り付けをしていたかと思うと、すぐさま洗面の食器洗い乾燥機に取り掛かったり、次々と仕事をこなす宮崎さん。何度も経験することで確実に技術が上がっていく感じが心地良いという。

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