自らを「ペンキ屋」と呼びつつも、外壁や屋根、屋内の壁や床まで幅広く「塗る」仕事をしているのが、田畑塗装の田畑善啓さん。さまざまな素材や仕上げに技術の取得や工夫が必要とされる、私たちとの家づくりにおける仕事ぶりを紹介します。

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床の仕上げから塗り壁まで

床の仕上げから塗り壁まで
塗装工の仕事は主に屋根や外壁を塗装することですが、藤井工務店ではさまざまな素材を扱う現場がほとんどです。そこで、一般的な塗装からコテ仕事まで、幅広く対応できる田畑さんに依頼しています。塗料は水や湿気、気温で扱いが変わるため、塗装工は経験が物を言う仕事です。コテ仕事はコテを使って漆喰や珪藻土を塗る仕事で、左官の分野でもあるのですが、その両方をお任せできる存在は貴重です。繊細さも必要とされる「塗る」仕事を一人の職人さんが担うことは、現場環境に柔軟に応じながらの最適な作業を可能にします。

自然塗料で仕上げる快適な家
藤井工務店の家は、浜頓別産珪藻土の塗り壁やナラ無垢フローリングにオイル塗料など、自然素材を用いるのが標準仕様です。田畑さんのように塗料の特性を知り尽くしているプロが塗るからこそ、美しく快適な空間ができあがります。プロの職人がやりがいを感じて仕上げた空間は、お施主さんの暮らしに寄り添い、共に美しく歳を重ねます。

自然塗料で仕上げる快適な家

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-田畑さんからのコメント-
塗装の仕事は建物ができあがって、設備が入る前にするでしょう? 下地だけのところに塗料や珪藻土を塗って、フローリングにオイル仕上げを施して、完成すると『仕上がった』という達成感がある。藤井さんの現場はクロスではなく塗り壁が多いから、『よし、家ができたぞ』という気持ちは特に大きくなりますね。ただ斜め屋根が多くて、その内壁を塗るのが難しいけどね(笑)

田畑塗装・田畑善啓さん
田畑塗装・田畑善啓さん

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田畑塗装

「塗装は一発勝負だから神経を使う」と言いながら、すいすいと仕上げていく。ある程度の面積は一気にやってしまわないと均一な仕上がりにならず、まさに腕が試される仕事。

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