その分リビング

2008/08/10 - 大工が見たスウェーデン


個室や水周りなどは最小限にした分、リビングはとても快適に広く作るのがスウェーデン流のようです。リビング、ダイニング、キッチンをひとつの空間にまとめたLDKにして広さを確保しています。そしてすべての家に薪ストーブが当たり前に設置されていました。

2階は寝室と吹き抜け

2008/08/09 - 大工が見たスウェーデン


家の姿はほぼ平屋のように低く抑え、2階部分の半分を寝室に、リビング側の半分を吹き抜けにしている家を多く見ました。寝室はそんなに天井高がなくてもいいし、小屋裏部屋のようでかえって落ち着くように思います。リビングは家の核、一番長い時間居る部屋なので、できるだけ快適になるようにどの家でもそれぞれに広く、明るくなるように力を注いでいました。

水周り

2008/08/08 - 大工が見たスウェーデン


3畳ほどの空間にトイレ、洗面、シャワー、と脱衣室を兼ね備えた部屋になっています。
この家はかなり豪華な仕様のようで奥に1畳ほどのサウナ室を併設しています。
一般的な家では2畳ほどですべてをまかないサウナもありません。
想像していたよりもスウェーデンの住宅は質素というか、合理的というか、いい意味簡素なつくりです。

2畳半の子供部屋

2008/08/07 - 大工が見たスウェーデン


住宅展示場には数十軒ものモデルハウスがあり、その7~8割はとてもコンパクトにまとめあげられた家です。日本の住宅展示場ではとてつもなく広く贅沢な作りの家が多いのとは対照的です。特に子供部屋らしき場所は2.5畳程のとても小さな部屋にしてある家が多数ありました。

蛍光灯

2008/08/06 - 大工が見たスウェーデン


公園の街路灯やホテルのロビー、客室、までも蛍光灯の電球に交換されていました。
日本でも徐々にそうなってきていますが、はるかにスウェーデンのほうが進んでいるようです。
ただ、ショウウインドーはハロゲン電球が多く使われていました、蛍光灯のそれと比べたら、若干照度がある分商品が引き立って見えますが、全部蛍光灯なら何の問題もなさそうです。
スウェーデンそして日本のこれからの取り組みに期待します。