薪ストーブ点検

2021/10/12 - アフターフォロー

薪ストーブから煙が室内に出てきたということで点検に伺いました。

疑ったのは煙突に鳥の巣ができているのではないか、でしたが着火して煙突TOPからきれいに煙が出ているので鳥の巣ではなさそうです。

そこでキッチンのレンジフードを作動させてみましたところ勢いよく煙が室内に出てきたのでこれが原因ではないかと思います。

薪ストーブの煙突は自然な高低差と温度差で排気されるのですが、春や秋の屋内外気温差が少ない時期は排気の力が弱く、冬場であればレンジフードを使用しても問題ない炎の状態でも今時期は逆流することがありますので冬場よりもよく薪ストーブの炎を安定させてからレンジフードを使っていただき、必要に応じて焚きはじめには窓を少し開けることも試してください。

もし、レンジフードを使っていないし、窓を開けても逆流するようであれば煙突が詰まっていることを疑います、たとえあまり使っていない煙突でも煙突内部に薄い煤が板状に張り付いていてそれが剥がれて煙突を塞ぐこともありますので1年に1回は煙突掃除をすることをお勧めします。

これから薪ストーブを焚いて心から温まる季節になってきました、冬の暮らしも楽しみましょう。

煙突掃除レクチャー

2021/09/24 - アフターフォロー

薪ストーブは毎年煙突掃除をする必要があります、専門業者に依頼すると数万円の費用が掛かります。

屋根の上に登って掃除するのは恐ろしくいてオーナーさんには難しいでしょうが、室内から掃除できる専用の道具が2万程で購入できますので初めは私が掃除の仕方をレクチャーしますので煙突掃除チャレンジしてみてください。

今回の途中に曲がりのある煙突は一気には掃除できず途中で煙突を外す必要がありましたがまっすぐに屋根上まで伸びた煙突の場合は比較的簡単の掃除できます。

煙突掃除袋 | 薪ストーブのファイヤーサイド (firesidestove.com)

 

壁の隙間うめ

2021/03/18 - アフターフォロー

壁や天井の「ホタテ壁」と梁や柱等の木材部分には乾燥収縮で隙間ができます、特に冬場に隙間が広がるので一冬越したお宅ではご要望いただければ無償でボンドコークというコーキング材のような物で隙間を埋めます。

コーキングのようにマスキングテープを貼らずに施工できるので短時間で済みます。

雪庇おとし

2021/01/20 - アフターフォロー

今年は雪が多く屋根の雪庇もできているとおもいます。

雪庇を落としておきたい箇所は玄関先や電線の引き込み部分、それとTVアンテナといったところだと思います。

屋根の上に乗って雪庇を落とすのは危険ですので長く伸びる雪庇カッター等の道具を使って落とすことをお勧めします、必要に応じて脚立に乗って雪庇カッターを使う必要もあります。

業者さんが作業をすれば代金をいただくことになりますが、雪庇の落し方のアドバイスは無償でさせていただきます。

当社で建築させていただいたOB様には雪庇落とし同様に屋根の雪降ろしが必要かもどうかの判断も写真をお送りいただければアドバイスさせていただきます。

住宅屋根の積雪荷重は1.5m、車庫は通常は1mで設計しています。この数字を超えたからといってすぐに危険という訳ではありませんが規定のタワミを超えない範囲の数字です、ですがタワミが大きい状態が長期間になると夏になってもタワミが戻らなくなることもあるので設計積雪荷重を超えないようにお願いします。

 

食洗器の初期不良

2020/10/15 - アフターフォロー

お引渡し後直ぐのお宅でミーレ食洗器を稼働させると漏電ブレーカーが落ちることが複数回あるとのことでした。まずは設備配管からの水漏れやコンセントとアース配線に不具合が無いか調べましたが問題ないことを確認しました。その後ミーレのメーカーに器機の不具合ではないかということで整備依頼をして基盤に不具合があり初期不良ということで無償修理してもらいました。

住宅はいろいろな配管や配線、設備器機があり不具合があった場合それの何処が原因かを探り適切な業者さんに依頼をすることが必要になります、工務店としてすべてを把握して適切に対処させていただきます。

今回以外にも太陽光パネルのモニターの初期不良という事案もありました、今回同様に配線から調べて機器の不具合と分かるまで少し時間はかかりましたが器機交換をして解消したこともあります。