押入れの床を貼る前にしっかり掃除をして、ごみ等が挟まらないようにします。今回だけでなく、いつでも現場はきれいに整頓して、いい仕事、安全、効率よく、を心がけています。

壁と天井の境目に樹脂製の見切り材を取り付けて、いよいよ石膏ボードを貼り付けます。
天井を張るには頭を使います。と言っても中身よりも３本目の手の役目としてですが。

天井の下地を組み上げ、壁と同じに赤外線を反射させて温かさを保つというダンシーツを張り、天井裏に上るための点検孔の下地も組んでおきました。

天井の下地は45ｍｍ×45ｍｍのタルキと呼ばれる材料と18ｍｍ×45ｍｍのドーブチと言う材料を直交させて組上げます。そのためにまずタルキにドーブチ分の溝を強力な電動工具で彫っておきます。

以前は石膏ぼーどは細い釘で打ち付けていましたが、今ではビスに変わりました。その理由には２つあって。１つは振動などで釘の頭が抜けてきて仕上げ材を持ち上げてしまうことのないように。２つめは以前よりも厚みのある１２．５ｍｍの石膏ボードをビスで強靭に留めつけることによって、耐震強度を高めることが期待できるようになったからです。