１階天井裏と２階床下のあいだの壁にグラスウールをつめて、冷たい空気が回らないようにしました。簡単なことですがこれをするとしないのとでは、はっきりと温かさに違いが出てきます。

土壁は残して室内側に５０ｍｍ厚の発泡断熱板を貼り付けました。土壁の蓄熱効果を期待するには外壁側で断熱したほうが効果的なのですが、以前に張ったという金属サイデングを残したいとのご要望なのでしょうがありませんでした。

１階への音を抑えるために、石膏ボードを敷いて、その上に床組みをすることにしました。
音への対応は難しいところもありますが。２つの方法があります。第一は重量物によって遮断、第二にはクッション材によって音の発生自体を低減させることです。今回の石膏ボードは第一の方法ということです。

梁が折れていたので補修しました。両脇に３０ｃｍほどの板を貼り付け、つなぎ梁は金物で固定しました。いろいろな補修方法があったのですが、天井高や木での補修をしたかったのでこの方法にしました。

今回から、地元の東神楽電気さんにお願いすることになりました。
昔の住宅はコンセントや照明、ＴＶ、電話配線などの電気設備が極端に少ないので現代住宅事情にあったものにやり変え、さらに施主様のご要望でＲＡＮ配線も設置しました。