屋根の通気層

2019/02/19 - 2019キトウシの家

屋根の上には通気層を設けます。

屋根タルキの厚みで断熱をして、その上に透湿防水シートを張ってから30mm厚の木材を打つけてから野地板を張って屋根を葺きます。

通気層には軒先から外気を取り入れて屋根頂点から排気できるようにします。

この通気層の目的は屋根に積もった雪を融かさないことです、どんなに断熱を厚くしても室内の熱は若干逃げます、そうなると屋根表面に積もった雪が融けて軒先で冷えてツララになりそれが大きくなると軒先にダム状態になり上から融けた水が溜まりスガモリ(雨漏り)となります。そうならないための通気層です。特に無落雪屋根のアスファルトシングル素材を葺く場合にはこの施工が大変重要になります。

 

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