窓の納め方

2019/07/27 - 東川西4号の家

300mm壁断熱の窓の納め方は、窓の重量を支える為と、室内で空気循環がされてガラス面の結露が少ないようにということで壁の中央に納めることを基本としていますが、重量の比較的軽い小さな窓であれば壁の外側に設置することも可能です、その場合は写真のような屋外側の水切りが不要になり、室内の窓台が大きくなりまるで出窓のような形になります。

ですが壁中央に窓を納める方がサッシ枠の熱損失は抑えられます、写真でも窓枠周辺には空色の断熱材を密着させて枠の結露や熱損失を最大限抑える施工をしています。

外観からの見え方は写真の壁中央納めがよさそうですが、コストは少し多く掛かります。

室内からの見え方は壁外側納めの方が窓台が広くて良いですが結露のリスクは高まります。

これからはそれぞれの長所短所を見極めながら壁中央納めと壁外側納めを使い分けていきたいと考えています。

 

 

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