床断熱

2020/01/06 - 東川町東2号の家

今回から基礎断熱工法から床断熱工法に変えたので床下での断熱施工です。

床を支える大引き(構造木材)を従来の105mm厚から210mm厚に変えてその厚みを生かして高性能グラスウールを2重に入れて210mm厚の床断熱とします。

なぜ床断熱工法に変えたかというと。

壁の断熱層能を315mm厚とすることによって暖房設備が従来のように各部屋に必要無くなりリビングの薪ストーブや寒冷地エアコンで家じゅうを温めることができるようになりました、従来は床下に設置した放熱器でリビングや個室を暖房していましたので床下空間も断熱された空間である必要がありました。

床断熱工法にすることで床下空間を室内空間として温める必要がなくなり、暖房空間を小さくすることができて、より小さなエネルギーで済むようになり、床の表面温度も高めることができます。

その他にも基礎の外側の化粧モルタルを省くことのコストダウンや、基礎断熱では大量に使用していた発泡系断熱材の使用量を大幅に削減することでの環境負荷の低減にもつながります。

 

 

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