薪ストーブから煙が室内に出てきたということで点検に伺いました。
疑ったのは煙突に鳥の巣ができているのではないか、でしたが着火して煙突TOPからきれいに煙が出ているので鳥の巣ではなさそうです。
そこでキッチンのレンジフードを作動させてみましたところ勢いよく煙が室内に出てきたのでこれが原因ではないかと思います。
薪ストーブの煙突は自然な高低差と温度差で排気されるのですが、春や秋の屋内外気温差が少ない時期は排気の力が弱く、冬場であればレンジフードを使用しても問題ない炎の状態でも今時期は逆流することがありますので冬場よりもよく薪ストーブの炎を安定させてからレンジフードを使っていただき、必要に応じて焚きはじめには窓を少し開けることも試してください。
もし、レンジフードを使っていないし、窓を開けても逆流するようであれば煙突が詰まっていることを疑います、たとえあまり使っていない煙突でも煙突内部に薄い煤が板状に張り付いていてそれが剥がれて煙突を塞ぐこともありますので1年に1回は煙突掃除をすることをお勧めします。
これから薪ストーブを焚いて心から温まる季節になってきました、冬の暮らしも楽しみましょう。