熱交換換気報告2

2013/12/20 - エネルギー


外気温がー10℃以下に下がってきましたのでカナダ製の熱交換換気装置の実証実験第2回目のご報告です。
写真は上から外気温 -13.5℃ 室温19℃ 吸気温13.8℃を示しています。
熱交換効率とは外気温と室温の差32.5℃からどれだけ外気温を上げて室内に吸気しているかを示します。
外気温ー13.5℃を+13.8℃に上げて吸気しているので27.3℃熱を回収したことになり、温度差32.5℃の84%の回収効率ということになります、カタログ値の85%は今回の計測値では本当のようですが常に温度は上下しており24時間の平均値での効率がどうなっているかはわかりません。
特に室温を使って機械内部が凍結しないようにする霜取り運転時には吸気温度は通常時よりも3~4℃下がります。
吸気温を測る為に吸気口元で計測して湿度が23%となっていますが室内は45%程度なので乾きすぎといった印象はありません。
国産P社製の熱交換効率はカタログ値70%程だったと思うのですが知人の計測結果では52%の熱回収率だったと聞いています、カタログ値と実際の値の隔たりは実際に使ってみないとわからないので今後も実験を続けたいと思います。

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