省コスト

2014/04/16 - 2014上川の家


省コストという言葉を知りました、ローコストに似ていますが違います、品質は保ちつつ今まで何気なく投入していた無駄を省くという意味のようです。
実は今回の基礎から省コストを図っての取り組みをしています、その理由は急激な砂利や生コンクリート、鉄筋等の土木資材の値上がりが原因です、すでに昨秋に契約をいただいているので簡単にお客様に値上げをお願いする訳いは行きません、でも実際にコストは上がっています。そこで今までは外周部分と室内の基礎も同じ深さの凍結深度までの深い基礎にしていました、でも室内部分の基礎は凍結の心配がないので深くする必要はありません、なんとなく施工性やイメージで無駄に深い基礎にしていたのです。もちろん初めてのことなので設計事務所にしっかりと構造強度の計算をしてもらい耐震強度などが従来同様の強度であることの裏付けは取ってのチャレンジです。

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