太陽熱温水器完成か

2015/06/18 - エネルギー



太陽熱温水器の設備配管工事が今日で完成しそうです、設備工事屋さんのスケジュールの合間を縫っての施工だったので2週間にわたりましたが実際の施工日数は3日間です。
夕方の時点でまだ稼働していないので実際に太陽熱を採取できるのは明日になりそうですので今日は簡単に配管システムをご案内します。
真空太陽熱集熱パネル2枚 4㎡から集熱した熱を不凍液を通して室内の貯水タンクで水と熱交換をして湯にします、貯水タンクの水が湯になっても水でもぬるま湯でもボイラーを通して室内の各水栓からでてきますが、設定温度(43度とか60度とか)に達していなければボイラーで熱を加えて設定温度まで上げます。
実際湯を使う際には今までのボイラーを使うのと全く変わりはありません。
集熱パネルから貯水タンクに循環する不凍液はポンプの動力で動くのですがその制御も自動です、単に集熱パネルの温度が何度以上になったら作動するとかではなく、集熱パネルの温度と貯水タンク内水温の差が設定温度以上になった時に作動します。つまりタンク内の湯温が上がっているのに曇ってきてパネル温度が下がってもタンク内の湯を冷ますようなことなく温度を上げる時にだけ作動させるのです。
さらに夏場等で貯水タンク内の温度が90度以上にもなった場合には減圧弁から高圧になった分が抜けて抜けた分だけ冷水が注入されタンク内の温度が上昇しすぎないようにもなっています。
私の家は上図のボイラーではなく、直圧式の栓熱回収ガスボイラー(エコジョーズ)を補助ボイラーとして組み込んでいます。
という話ですが、実際使ってみないとピンと来ません。

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