太陽光で発電した電気はどうなる?

2016/03/31 - エネルギー


家庭などの太陽光発電で造った電気は北電さんに買い取ってもらっていますがその電気がどうなっているのか疑問もありましたがその答えらしき報道が今日の北海道新聞に載っていましたのでご紹介します。
予想通りですが太陽光発電などで買い取った電気を優先して消費できるように出力の調整ができる火力発電を調整しているということで、その精度を高める予想システムが完成したという内容です。
もしかして太陽光発電でできた電気は買い取るだけで無駄にしているんじゃないか?という疑問の答えです。
太陽光発電で造った電気はその分火力発電を抑えているのでCO2の排出を抑えているのでちゃんと環境に貢献しています。
それでは電気をつくる為にはどのぐらいの燃料が必要なのでしょうか?電力会社や資料よっても違いはありますがおおよそ1KWHの電気をつくるには灯油換算で0.227ℓの燃料がいるとのことですので、通常家庭では月に300KWHほどの電気を消費するので68ℓ程年間では800ℓにもなります。その分を賄い余るだけのエネルギーを造り出せるのです。
そして危険な原子力に頼らなくても暮らしていける道をつくってくれるのも太陽光発電等の再生可能エネルギーであると私は思います。
(家庭で造り出せるエネルギーということで太陽光発電を主にご説明しましたが風力や地熱、バイオマス等の再生可能エネルギーのミックスが重要です)

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