土台部分の断熱

2016/12/14 - 中富良野の家

基礎のすぐ上に土台があるのですが、その部分も基礎断熱材と続かせて仕上げモルタルも塗って基礎のように仕上げます。これは玄関から室内や屋外への段差を少なくすることで起きる高さの納まりを解消することと、土台部分に付加断熱下地の木材が来ると熱橋になって熱が逃げることを防ぐ意味もあります。「熱橋」字のごとく熱を通す橋のようにグラスウールや発泡系断熱材に比べ断熱性能の劣る木材の部分から熱が逃げるようなことを意味します。木材の柱の外側を付加断熱のグラスールがあれば半分は断熱材なので熱橋は小さいのですが土台のような木材の上に木材で断熱下地が来るとその部分は大きな熱橋になってしまいます。

> 一覧へ戻る