マイナス20度の時の熱交換換気装置は?

2017/01/16 - エネルギー



土曜日は我が家でもー20度近くにまで冷え込みました、その時熱交換換気装置を通して新鮮な屋外空気は+11.5度になって室内に吸気されていたので寒さを感じることなく室温は保たれていました。この時の室温は+22度です、屋外がー19.6度 温度差は41.6度です、吸気された新鮮空気がプラス11.5度ということは31.1度分室内から排気する暖かいけど汚れた空気から熱を受けっとって吸気されたということで、熱交換効率は約75パーセントということです。これが熱交換をしない古いタイプの換気装置の場合ー19.6度の冷たい空気が室内に吸気されるので吸気口は結露して水滴が落ちてくるし寒いので塞ぎたくなります暖房エネルギーも大量に必要になります、仮に吸気口を塞ぐと室内空気は汚れ窓は結露水でビショビショになります。熱交換装置は僅かなモーター駆動のエネルギーで捨てる熱を回収して家から熱を逃がさないようにする装置です、断熱をいくら厚くしても換気で熱を捨ててしまえば意味がありません、少ないエネルギーで快適な室内空気を作るには断熱と気密そして換気も重要ということです。

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