解体で見る昔の断熱

2017/09/04 - 2018神居の家

建て替え工事ですのでまずは古家の解体から始まります。

築50年ほどにもなるお宅なのでその当時の断熱材がどうなっているのかを見てみました、壁と天井は50mm厚の薄いグラスールが気密シートもなく張り付いていました。断熱性能が低いのは当然ですが気密性能はほぼ無いので空気が激しく出入りしてグラスールはフィルターのような役割をして黒く汚れて隙間風が何処からともなく吹きこんでいたことがわかります。

断熱や気密性能はリノベーションでも性能Upを図ることも可能ではありますが建物が隣地ぎりぎりに建っていることや建物自体の構造強度にも不安がったのでリノベーションではなく建て替えとすることになりました。

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