熱交換換気装置

2019/05/23 - 2019キトウシの家

隙間風が入り込む家はどんなに断熱をしても寒いです、その為に気密性能を上げて隙間風が入らないようにします、そうなると換気が必要になります。

単に外気をそのまま入れる換気であればそれは隙間風が入ることと大差がない状態です。そこで室内から排出する空気の熱を使って屋外の新鮮空気を温めて室内に吸気する意味があります。例えば外気が-20℃で室温が+20℃であれば熱交換換気を使っての吸気温度は*12℃程になります、そうでなければ-20℃の空気が吸気されるので寒くて給気口を塞ぐでしょう、そうなれば窓には結露ができて更に室内空気は悪くなります。

熱交換換気装置は寒冷地では必需品であると考えています。

ですが、換気ダクトが太く、本体も大きいので設置する場所は慎重に検討する必要があります、今回も検討の末階段脇の小屋裏部分を利用して設置が完了しました、メンテナンスもしやすい場所です。

*完成見学会は6月15日(土曜日)です。

 

 

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