配管貫通部分

2019/08/20 - 2019美瑛の家

換気配管の貫通部分はしっかりとタイベックシートとの周辺を粘着テープで張って防水処理を施します。

室内側ではコーキングなどを使い気密処理も完全に行います。

換気をするのに何故気密が必要なのか?という疑問もあるかと思います。

その訳は、換気の効率を上げることと、特に冬場室内と屋外の温度差が大きくなる時に激しく冷たい外気が室内に隙間風として入り込まず快適性を保つ為です。

換気は熱交交換換気装置を標準としていますので、例えば屋外が氷点下20℃、室内がプラス20℃の時には室内の排気の空気温度を使ってプラス12℃程に温めた外気を室内に吸気します。もし気密性能が低い家だったら換気装置を通さずに勝手に隙間風として氷点下20℃の外気が相当量室内に入り込み暖房効率(燃費)も悪く、快適性も損なわれるということです。

 

 

 

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