母屋の屋根ができたので下屋部分にも取り掛かかりました。
平らな屋根にも工法が２種類あり。今回のように屋根の３面をパラペットで囲み１面をあけて排水する方法と。４面とも囲い込んで家の内部に水を集めダクトで排水するスノーダクトという方法があります。スノーダクトは一見、見た目がすっきりしていいようですが、ダクトの詰まりなどトラブルがあると屋根の上にプールを抱えるようなもので特に木々の多い今回のような場所では不向きでしょう。

平らな屋根といえども水が流れるように１/１００の勾配を付けます。たとえ１/１００でも９ｍの長さがあれば９ｃｍの高低差になります。そのままの外壁にしては何となく斜めな落ち着かない形になってしまうので、パラペットと呼ぶ立ち上げ部分を屋根よりちょっと高めに水平に作ります。

初めて建てるパラペット式屋根（平らな屋根）の家です。どれが棟木かようわかりませんが、とのかく構造材が組みあがったので上棟です。

１階同様に２階もあらかじめ床の下地合板を作りました。これで明日の２階の建て方が安全にできます。

強い日差しの中、建て方が始まりました。今日一日でほぼ１階部分が組みあがりました。
建物の外周部分にはあらかじめ気密シートを先貼りしておいてから梁を掛けていきます。