昨日から暖かいので基礎工事の締めくくりである床下の防湿コンクリート打設を行いました。
基礎断熱工法では床下も室内と同じ環境にするため換気孔は設けないので、地盤からの湿気が上がらないように防湿フィルムを張ってからコンクリートのひび割れ防止ようのワイヤーメッシュ（針金を格子状に組んだもの）を敷きこみコンクリートを流し平らにならします。もちろん明け方の冷え込みに備えて練炭での加温養生も欠かせません。

氷点下なので土がどろどろにならずしっかりと埋め戻しができました。
室内部分の土には雪が混ざらないように周囲を掘って入れています、土をエンジンランマーでつき固めて砂利を入れて防湿シートを敷いて、防湿コンクリートのひび割れ防止の鉄でできたワイヤーメッシュを置いておきます。防湿コンクリートの打設は天気が回復しそうな来週以降に行います。

土曜日に基礎コンクリートを打って、練炭で加温養生し基礎本体は完成しました。
床下の防湿コンクリートを打つ前に水道屋さんがあらかじめ井戸から引き込む給水配管を設置しておきます。

基礎本体の型枠を組んでいます。断熱材をそのまま型枠にして床下の温度を室内と同じにします。
それにしても昨日とは違って気温が上がり雪が溶けてどろどろの現場です、風雨で寒いなか慎重に作業を進めています。

大きな畑の中に家を建てるのですが、道路との間に側溝があるのでどこでも行き来できるわけではありません、家を建てることで畑の農作業に支障が出ないようにちょっと家から離れたところに土管を仕込んでトラクター用の取付道路を設置しています。
昨夜は冷え込みましたが、練炭で加温養生したので固まってきています、今晩も温めます。